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信用組合の3つのタイプと、誰でも使えるとは限らない理由

信用組合は、地域の人や中小企業がお金を出し合って支え合う協同組合の金融機関です。
ただしすべての信用組合が誰でも使えるわけではありません
医師や警察官など、特定の職業や職場の人だけが組合員になれる信用組合があります。

信用組合は3つのタイプに分かれる

全国信用組合中央協会は、信用組合を組合員の資格によって3つに分けています。
2026年3月末時点の組合数は次のとおりです。

タイプ 組合員になれる人
地域信用組合
101組合
その地域に住んでいる人・事業所
多くの信用組合がこのタイプ
業域信用組合
27組合
同じ職業の人
医師・歯科医師・出版印刷など
職域信用組合
15組合
同じ職場で働く人
警察・消防・自治体の職員など

2026年3月末時点で合計143組合。
この数は同協会が公表した時点のもので、当ページの一覧は当サイトのデータベースを直接参照している。
合併があると両者の件数は一致しなくなる。

口座を作れなくても、振込先にはなる

組合員になれるかどうかと、振込先として指定できるかどうかは別の話です。
業域・職域の信用組合にも金融機関コードと支店コードが割り振られています
そのため、他の金融機関からその口座へ振り込むことはできます。

振込先として「〇〇県医師信用組合」「〇〇県警察信用組合」を指定されて、 聞いたことがない名前だと感じたとしても、実在する金融機関です。
当サイトの検索で金融機関コードと支店コードを確認できます。

職業・職場の名前がついた信用組合

当サイトに掲載している信用組合は143件です。
そのうち、名前に職業や職場を示す語が入っているものは28件あります。

コード 信用組合
2049 岩手県医師信用組合
2087 山形県医師信用組合
2151 群馬県医師信用組合
2162 埼玉県医師信用組合
2271 警視庁職員信用組合
2274 東京消防信用組合
2276 東京都職員信用組合
2304 神奈川県医師信用組合
2305 神奈川県歯科医師信用組合
2332 静岡県医師信用組合
2402 富山県医師信用組合
2417 石川県医師信用組合
2435 福井県医師信用組合
2443 愛知県警察信用組合
2447 愛知県医師信用組合
2473 岐阜県医師信用組合
2485 三重県職員信用組合
2560 大阪府医師信用組合
2566 大阪府警察信用組合
2602 兵庫県警察信用組合
2610 神戸市職員信用組合
2634 和歌山県医師信用組合
2686 呉市職員信用組合
2753 福岡県医師信用組合
2802 佐賀県医師信用組合
2821 長崎県医師信用組合
2842 熊本県医師信用組合
2891 鹿児島県医師信用組合

この一覧は名前から拾ったもので、業域・職域という区分そのものではありません
どの組合がどちらに当たるかは公表されておらず、名前だけでは決まりません。
上の表の27組合・15組合という数と、この一覧の件数は一致しません。
名前に職業名が入っていない業域・職域の信用組合もあります。

信用金庫との違い

信用組合と信用金庫は名前が似ていますが、根拠となる法律が違います。
信用組合は中小企業等協同組合法、信用金庫は信用金庫法にもとづく組織です。
信用組合のほうが組合員の資格が狭く、原則として組合員でないと融資を受けられません。

預金の扱いも違います。
信用金庫は預金に制限がありませんが、信用組合は原則として組合員が対象で、 組合員以外からの預金は総預金額の20%までと決められています。

金融機関コードの番号帯も分かれています。
信用組合は2011〜2949、信用金庫は1001〜1998です。

よくある質問

信用組合は誰でも口座を作れますか?

タイプによります。
地域信用組合はその地域に住んでいるか事業所があれば組合員になれます。
一方、業域信用組合は同じ職業の人、職域信用組合は同じ職場で働く人が対象で、条件を満たさない人は組合員になれません。
ただし預金については、組合員以外からのものも総預金額の20%まで認められています。

口座を作れない信用組合にも振込はできますか?

できます。
組合員になれるかどうかと、振込先として指定できるかどうかは別の話です。
医師信用組合や警察信用組合にも金融機関コードと支店コードが割り振られており、他の金融機関から振り込む相手として指定できます。

信用組合と信用金庫は何が違いますか?

根拠となる法律が違います。
信用組合は中小企業等協同組合法、信用金庫は信用金庫法にもとづく組織です。
信用組合のほうが組合員の資格が狭く、原則として組合員でないと融資を受けられません。

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